プラセンタ注射

プラセンタ注射とは

赤ちゃんとお母さんとをつなぐ胎盤を「プラセンタ」といいます。
プラセンタ注射とは、ヒトの胎盤から抽出されるもので、医療機関でのみ受けられる注射です。

プラセンタ注射は、一度の治療で身体の不調を治すのではなく、適切な頻度で投与することにより、
人間が本来持っている自然治癒力を徐々に高めていきます。

血行促進・自律神経の調整・免疫力向上・美肌効果・アトピーやニキビの改善・更年期障害などに多くの効果が期待される注射です。
プラセンタ注射は女性が利用するイメージが強いですが、男性の育毛や男性更年期障害にも効果があります。

数多くの効果が期待されるプラセンタ注射ですが、注射をすると献血ができないというデメリットがあります。
プラセンタ注射を受けて頂くには、リスクもあることを理解した上で、同意書にサインが必要です。

 

プラセンタ療法の効果

内科系
肝機能の改善:肝炎・肝硬変、慢性胃炎、
胃潰瘍、胃弱、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、
糖尿病、高血圧、低血圧、気管支喘息、慢性気管支炎、
貧血、慢性疲労、習慣性便秘
婦人科
更年期障害:動悸・息切れ・不眠、
月経困難症の改善、便秘、冷え性、生理痛、
不妊治療、乳汁分泌不全、高プロラクチン血症
皮膚科
アトピー性皮膚炎、発毛促進、じんましん、
湿疹、ケロイド、シミ、そばかす、しわ、
たるみ、ニキビ、美容・美白・若返り
耳鼻科
アレルギー性鼻炎、メニエール病、花粉症
整形外科
慢性関節リウマチ、変形性関節症、関節炎、
神経痛、腰痛、五十肩、肩こり等
泌尿器科
前立腺肥大、膀胱炎
眼科
角膜炎、アレルギー性結膜炎、視力低下、白内障
歯科
歯槽膿濾、歯周病、顎関節症
精神神経科
うつ病、神経症、自律神経失調症、不眠症
その他
精力増進・滋養強壮、疲労検体改善、
男性・女性ホルモンバランスの調節、虚弱体質、
病中・病後の体力回復、強壮、風邪予防



プラセンタ注射 料金

 

初診料 1500円
以降の注射のみの場合、再診料は頂きません

< 皮下注射 >

1回1アンプル  1000円(税別)

1回2アンプル  1500円(税別)

1回3アンプル  2000円(税別)

 

更年期障害(45歳~59歳)の場合は、保険適応になりますので、ご相談下さい。
ただし、保険適応が認められているのは、1回1アンプル注射のみです。

 

プラセンタ注射を受けるまでの流れ

 

・プラセンタ注射をご希望の方は、診療時間内にご来院下さい。
 予約も可能ですので、受付までご連絡下さい。

・診察順にお呼びしますので、お待ちください。

・初診時、プラセンタの効果、リスクを説明し、同意書を記入していただきます。

・皮下注射で短時間(1~2分程度)で終了です

 

プラセンタ療法をご希望の方に、適切な用法・用量をご検討いたしますので、お気軽にご相談下さい。

 

プラセンタ注射を受ける間隔

間隔はあくまでも平均的な目安です。
注射を受ける間隔や投薬量は、ご自身の体調に合わせて調整していく必要があるため、
医師としっかり相談し、治療を進めていきましょう。

 

更年期障害の症状改善目的の場合:
1週間に3回(1回1アンプル)
症状の改善が見られる2~3か月以降は、1~2週間に1回程度

疲労回復目的の場合:
1週間に1~2回(1回1アンプル)
症状に改善が見られる2~3か月以降は、1週間に1回程度

肌のトラブル改善目的の場合:
1週間に1回(1回1アンプル)
肌の再生サイクルは、28日周期のため、効果が実感できるには、注射を受け始めて、数週間ほどかかります。

 

プラセンタ注射の副作用

 

プラセンタは比較的副作用が少ないと言われておりますが,今までに下記のような点が確認されておりますので,気になる方や症状が現れる方は医師へご相談ください。
① 注射部位の疼痛、過敏症(発疹・発熱・掻痒感など)、注射部位の硬結
② ショック:ヒト組織由来のタンパク・アミノ酸製剤のため、まれに生じることがあると報告あり

プラセンタ注射ご希望の方への注意事項

当院で使用するプラセンタは人の胎盤(臓器)を原材料としています。
生物由来(ヒト)の製剤のため,一度でもプラセンタ注射をお受けになりますと,献血ができなくなります。
当院で使用するプラセンタ製剤は製造メーカーで厳密に検査を受けています。
ヒト胎盤由来の原材料とした医薬品により,感染症が伝播したとの報告は現在まで国内・海外ともにありませんが,変異型クロイツフェルト・ヤコブ病などの感染リスクを完全否定できません。
厚生労働省の指導により,当院にてプラセンタ注射を受ける方にはしっかりと説明しご納得いただき,承諾書にご署名をいただいた上での投与を実施しております。