ED治療



EDとは


ED(勃起不全)とは、勃起機能の低下を意味し、完全に勃起しない場合だけではなく、
勃起するまでに時間がかかる、勃起状態が続かない、不十分な硬さなどの問題で満足な性交が行えないケースも含まれます。

 

EDの原因

 

性的刺激が神経を介して陰茎に伝わると、陰茎海綿体の動脈は大きく拡がり血液が流れ込みます。
陰茎海綿体は、血液を吸い込んで膨張して硬くなります。この状態が勃起です。
しかし、動脈の拡がりが十分でない場合や勃起にかかわる神経にダメージを受けている場合、EDが起こりやすくなります。

 

 

EDの主な要因

  • 加齢や生活習慣病から引き起こす動脈硬化
  • パーキンソン病や脳卒中などによる神経障害からによるもの
  • 前立腺がんや前立腺肥大症などの外科的手術や脊椎損傷などで陰茎につながる血管に損傷が起きた場合
  • 精神的ストレス
  • 内服している薬の副作用によるもの(EDを引き起こす可能性のある薬剤があります)
  • 喫煙や過度の飲酒
  • 混合型ED (動脈硬化+心因的ストレス、動脈硬化+薬の副作用など、EDの原因と考えられる要素が合わさった場合)




ED治療 料金

健康保険対象外のため、自費治療です。

初診料: 2000円 プラス 薬代

再診料: 1000円 プラス 薬代

 

ED治療薬について

EDの治療薬は、性的刺激に応じた自然な勃起を助ける薬です。
神経を興奮させたり、性的刺激を強める作用はありません。
ED治療薬の効果がある時間中、勃起が続くことはありません。

EDの治療薬の服用には、注意が必要です。
服用中のお薬と一緒に使用した場合、重い副作用が出ることもありますので、
持病がありましたら、服用中の薬剤名を 医師に必ずお伝えください。

 

薬代 (初診料、再診料とは別に薬代が必要です)

バイアグラ(50)1錠 1300円(税込)


シアリス(10)1錠 1300円(税込)
シアリス(20)1錠 1900円(税込)

それぞれの薬の効能および副作用も、しっかり説明させていただき、ご希望される薬を処方いたします。

 

薬の効能と使用注意点・副作用

バイアグラ: 短時間(7~8時間)持続型
・性行為の約1時間前に内服が望ましい。
・食事の影響を受けやすい。
・食後すぐの服用では効果が半減。
・空腹時、または食後2時間空けて服用が望ましい。


副作用

バイアグラ服用後、30~40分後くらいに効果が出始め、それと同時に「顔のほてり」「頭痛」「目の充血」がありますが、これらは服用した方の4割の方に付随する副作用ですので、あまり心配せず、効果の発現の合図として捉えていただくとよいでしょう。

バイアグラは血管拡張作用があるのでお酒を飲んだ時のような「顔のほてり」「目の充血」が出ます。また血管拡張することにより血圧も下がることがあります。
その他に、「動悸」「鼻づまり」「消化不良」や、光に過敏になり色が変化して見えたりすることなどもありますが、作用している4~6時間で症状がおさまるようであれば、大丈夫です。頭痛がひどいようであれば、頭痛薬を使用されても問題ありません。どうしても気になる症状がでるときは必ずご相談ください。


シアリス: 長時間(36時間)持続型
・服用から36時間持続するため、性行為の直前に服用する必要がない。
 例えば、朝服用した場合は次の日の夜まで、また、夕方服用した場合は2日後の朝まで効果は継続します。
・食事による影響をあまり受けない。
 空腹時、食前、食後のいつでもタイミングを気にすることなく服用することができます。


副作用

シアリスはバイアグラに比べて頭痛や顔のほてりは少ないのですが消化不良等の胃腸系、背部痛や筋痛等の骨格系の副作用は他よりも多い傾向があります。
頭痛、潮紅、ほてり等の血管拡張作用が影響する副作用は数時間で収まる傾向があり、消化不良や背部痛、胸焼け等は服用の翌日の起床時等に現れる場合が多いです。
いずれの副作用も時間の経過と共に無くなっていくようであれば、さほど気にすることはありません。

 

 

ED治療の流れ

・診療時間内にご来院下さい。
 予約も可能ですので、ご希望の方は受付までご連絡ください。

・診察順にお呼びしますので、しばらくお待ちください。

・問診・薬の説明・処方を行います
 (院内で薬をお渡ししますので、薬局に行く必要はありません)
 診察時間は、初診時でおよそ10分程度です。

 

ED治療 参考サイトのご紹介

人に相談しづらいEDの悩み。
病院で、【ED治療します】の貼り紙を見たけれど、やっぱり、病院に行くには抵抗があるという人が多いと思います。。
そんな時は、まずはEDの正しい知識や情報を知ることから始めてみましょう。
日本人男性のED人口の情報に少し安堵したり、診察の流れや薬の効果を理解することで、
病院へ行く勇気も出てくるのではないでしょうか。

ED治療薬の製薬会社さんのサイトをご紹介します。